専業主婦がぶつかる保育園問題!
別居当時、私は専業主婦で子どもは幼稚園に通っていました。
結婚当時に勤めていた会社を退職していたのでもちろん無職の専業主婦。
別居して離婚して母子家庭になって・・
とにかく自分が仕事に就けるのかという経済的不安が大きいですが、(今も)
別居当時は何より子どもたちが保育園に入れるかが目下の課題でした。
だって、そうでないと働こうにも働けない。
- 認可保育所の次年度の申請期間に別居決行!
これは偶然といえば偶然のタイミングでしたが・・
我が家の場合、乳幼児二人を保育園に入れたい。
転居先の来年度(翌年4月~)の認可の保育園入所申請期間に間に合わせました。
だいたい秋ごろですよね。
園を選ばなければ、だいたいどの年齢も少なくとも数人は受け入れ枠を増やすので、
やっぱり一斉の審査が済んでしまった年度途中よりも絶対入りやすいです。
(今年度途中の申し込みも同時に行い、上の子のみ年度途中で入りました)
申請期間がだいたい二週間くらいで、
その間で別居をして住民票を移し保育所の申請だけは何が何でも済ませたい!!
前記事で書いた児童手当や医療証のこともあったので、
この二週間ほとんど毎日のように市役所に通いつめていました。
- 別居でも母子家庭と同じ点数になりました。
認可保育所は、その世帯ごとでどれだけ保育に欠けているかを点数化して、
いかに保育に欠けて困っているかの点数が高い順に入所可能となります。
離婚希望とはいえ、自分が世帯主になったとはいえ、、法律上はまだ夫婦。
「離婚希望で別居中、唯一の生計者である自分が無職で、離婚調停予定だ」
と、それはそれは赤裸々に市役所で相談しました。
とにかく保育園が決まらないと何も前に進めない、と。
すでに離婚が成立した母子家庭のおうちでは、もちろん稼ぎ手はひとり。
母子家庭や父子家庭ということが点数を少し上げるんですが、
別居中ってどうなんでしょう・・ととても不安でした。
私の住む行政では、別居中で「ひとり親」の点数が頂けました。
家庭裁判所が受理した離婚調停の申し立て書コピーを提示することが条件でした。
児童手当の受取人変更は、弁護士の受任証明が求められましたが、
保育所申請のひとり親認定を受けるには、離婚調停の証明でした。
もちろん同じ市役所の子育て支援課でのやりとりでしたが、
微妙に提示するものが違うんです。
ひとり親の認定が受けられたので、
「子の父」は「離別」という表記でした。
どこどこに勤めていて年収はいくらで・・みたいなところも父欄は不要。
おかげで保育所申請にまつわる書類の用意は全て自分のものだけで完了です。
夫の在勤証明もいらない、源泉徴収もいらない、サインも印鑑もいらない!
「離別」表記に多少動揺しましたが・・すがすがしいものでした。
「ひとり親」の自分が「生計中心者」で「求職中」という点数で
市役所の方曰く「この上ない高得点ですよ^^;」だそうです(笑)
- 気になる母子家庭の保育料は・・・?
母子家庭だからといって保育料が優遇されるわけではありません。
保育料は、両親揃っていようとひとり親であろうと、
その世帯が収入に応じて納入する税金の区分に準じて定められます。
稼ぎ手がひとりなので世帯収入が絶対的に低めではありますが・・
前年度の年間所得が基準となります。
私の場合、前年度の年間所得が無く非課税世帯となりました。
ありがたいことに保育料は今年は無料です。
でも、子どものため働いて保育料を納めているシングルマザーはたくさんいます!!
シングルマザー=保育料無料では無いことは知るべきですよね!
- 市役所の人を味方につける!
行政の仕事は、泣き落としなんて当然ですが通用しません。勿論です。
どれだけ窓口に来たシングルマザーが困って疲労困憊に見えても、
結局はその人が出す書類に基づいて点数をけるしかないです。
でも私は情報の取りこぼしは絶対に避けたかったので、
気持ちよくいろいろなことを教えてもらえるようには努めました。
役所の人は冷たいとか心無い対応をする等、よく言われるけれど、
そんなことないと私は心底思いました。
相談に行く際も、
役所の方々の時間を割いていただいてるという気持ちで通いつめました。
保育園のことだけでなく、
今後ひとりで子どもを育てていくにあたって
きっと何度もお世話になる役所です。
礼儀正しく、気持ちよく、お世話になることは絶対損になりませんよ。
子どももその姿をよく見ていると思います(^^)